このスクールは、さいたま市を拠点に地域に密着して活動する団体「さいパパ」とさいたま市子育て支援課が共同で主催する父親の為の講座で、今年4回目の開催。仕事と子育てを両立し楽しむ為に必要な技や知識を、父親同士情報を交換しながら学ぶ事ができる。
これまでの参加者は計90人程。年齢は20代~40代職業も様々。受講内容は、赤ちゃん誕生VTR料理教室、地域で活躍する秘訣、女性の本音を知る講座など6家族それぞれの視点から見た理想の父親像が盛り込まれている。
受講後は「さいパパ」としてスクールで出会った仲間と情報交換を楽しむ事ができる。また、次年度の講座の企画側として運営に参加する方もいて、パパがパパを育てる「循環型」となっていることが特徴。
「さいパパ」代表の紅谷弘二さん(44歳)は「ここに参加しているお父さん達は、多くの新しい出会いと家族の大切な何かを見つけ出す事で活き活きとした笑顔に変わっていきます。スクールを受講して奥様から『率先して家事や育児を手伝ってくれるようになった』『どこか輝いて見える』と聞くと嬉しくなります。」と話す。そんな紅谷さんも行政書士という忙しい傍ら、仕事を持つ奥様に代わって息子の保育園の送り迎えをしたり夕食を作る父親で、最初は参加したパパの一人だった。スクールの詳細は「さいパパ」ホームページ。
(さいたま市民記者 高田彰子)
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