介護の悩み、誰に相談していますか?役所や施設だろうか。介護のプロからのアドバイスは心強いものだが、他にも、介護者が集まり、質問し合い、感想を分かち合える場所がある。
さいたま市大宮区にある、ボランティアが主催する介護者サロン「ほっと☆おおみや」では、週1回、都合の良い日に集まった参加者とスタッフで、お茶とお菓子を囲み、同じように介護をしている人の話を聞いたり、自分の思いを話したりする。
ある参加者は、「初めてサロンへ来た時は、自分の心の狭さをさらけ出すようで、恥ずかしく話せないと思っていました。けれども、参加者の話を聞いているうちに、自分と同じ気持ちなんだと知り、明日も頑張ろう。と心が軽くなりました」と話す。
代表の志村 照子さんは、「介護の悩みや自分の持っている感情を話すことは決して恥ずかしいことではありません。初めは勇気がいりますが、聞いてもらうことが気持ちのリラックスにつながります。まずは、足を運んでみてください」と話す。問い合わせは、さいたまNPOセンター(048・811・1666/office@sa-npo.org)
(さいたま市民記者 森永陽子)
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