「伝える技術を学ぶ」市民記者講座が9月8日・22日に浦和コミュニティセンターで開催された。講師は埼玉新聞社編集局次長の吉田俊一氏。内容はプロの編集者から記事の書き方、取材のコツを学び、模擬取材をして実際に記事を作成して講評をえるという実践的なもの。定年退職した男性や地元さいたまに関心を持ち始めた女性など18名が参加した。
模擬取材ではさいたまマッチングファンドを活用して10月から開講予定の「ひと味違うパソコン講座」を主催する「ITリーダの集い」の代表、小林武夫さんにインタビュー。講座の内容や、なにがきっかけで活動のを始めたのかなどを聞き、受講者それぞれが事業の告知記事や人物紹介の記事を作成した。受講者からは「記事の書くことの難しさを実感した。取材の捉え方1つで記事の内容や伝わり方が変わる。」といった声があった。
昨年度はさいたま市市民活動支援室とNPO法人埼玉情報センターの協働事業で講座を行ったが、今年度は市の「さいたま市民記者による市民活動情報発信事業」として開催。講座修了後、希望者は市とNPOとの協働事業といった地域情報を発信する「市民記者」として活動する。※市民記者の取材の様子はコチラ
(市民記者 生越康治)
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